12/7~【火星逆行】エネルギーの使い方を明確にしていく

ホロスコープ

2024年12月7日から、獅子座で火星逆行がはじまりました。
これは、2025年1月6日に蟹座に入って、2月24日まで続きます。

火星逆行というとちょっとこわいイメージを持つかもしれませんが、逆行はその星の持つエネルギーをより有効に活用していくための大切な見直し期間でもあります。

火星逆行中にはどのようなことが起こりやすいのかをあらかじめ理解して、余裕をもって対処していきましょう。

1.火星とはどんな星?

火星とは

火星は、私たちが目標に向かって突き進むエネルギーの象徴です。
決断力、行動力、情熱、時には競争心や怒りなど、直接的なエネルギーを司ります。
外側に向けて放っていくエネルギーになります。
そのため、火星が強調される時期には、何かに挑戦したり新しいことを始める力が湧いてきます。

火星逆行中の意味

しかし、逆行中の火星は通常とは異なり、そのエネルギーが内側に向かいやすくなります。
具体的には、普段スムーズに進んでいた物事が停滞したり、行動に迷いや躊躇を感じることが増えるかもしれません。

この時期は「勢いよく進むこと」ではなく、「振り返り、調整すること」が求められるタイミングだと捉えると良いでしょう。

目標に向かうためのエネルギー不足を感じたら、無理に進もうとせず、一度立ち止まってみましょう。
『なぜこの目標を選んだのか』『どのようなことにエネルギーを向けていきたいのか』を自問し、初心を思い出す時間を持つことが効果的です。

2.火星逆行中に起こりやすいこと

この時期には、次のような現象が起こりやすくなります。

物事の停滞や遅延:
特に仕事やプロジェクトで、計画が思うように進まないことがあるかもしれません。

人間関係の摩擦:
小さな誤解が大きなトラブルに発展しやすい時期です。過去の人間関係が再浮上することも。

感情の揺れ:
イライラしやすく、衝動的な行動や発言で後悔する可能性があります。

健康面の注意:
ストレスや過労が原因で体調を崩すことも考えられます。

途中で止まってしまったプロジェクトは、この期間中に適切な修正を加えることで、さらに完成度の高い結果が得られるでしょう。

3.獅子座での火星逆行について

火星が逆行を始める獅子座は、自信、自己表現、創造性、誇りを司るサインです。この時期の火星逆行は、以下のような影響が考えられます。

自己表現への不安:
普段は自信を持って行動できていたことが、急に「これでいいのか?」と感じられるようになるかもしれません。

承認欲求が揺らぐ:
注目されたい、認められたいという欲求が空回りしやすいので、他人の評価を気にしすぎないように注意しましょう。

創造性の停滞:
クリエイティブなプロジェクトが思うように進まなくなる可能性があります。

・「自分の価値を外側の評価ではなく、内側の満足感で判断する」という意識が鍵になります。

・自分の目標を見つめ直し、「何のためにこれをしているのか」を再確認する良いタイミングです。

・自分の内側の情熱やエネルギーをどこに向けていくのか、目標や意義などの根本的なところを深掘りしましょう。

4.蟹座での火星逆行について

火星が蟹座に移行すると、感情や家庭、安心感といったテーマが強調されます。この時期の火星逆行は、以下のような影響が考えられます。

感情が不安定になりやすい:
過去の感情が突然浮かび上がり、気分に波ができることがあります。特に家族関係や親しい人との間での問題が浮上するかもしれません。

防衛本能の強まり:
蟹座は守ることを象徴するため、防御的になりすぎて周囲との摩擦が生じることがあるでしょう。

安心感の見直し:
自分が「心から安心できる居場所」や「守りたいもの」に対する考え方が変化する可能性があります。

・「感情に飲まれるのではなく、感情を観察する姿勢」が重要です。何が本当に大切か、守るべきものは何かを再確認すると同時に、自分を甘やかしすぎないようバランスを取りましょう。

・安心できる人間関係や環境づくりを意識し、エネルギーを蓄える期間とすると良いでしょう。

5.水星逆行と火星逆行が重なる期間 ~12/16

水星逆行中は、コミュニケーションの混乱、誤解、技術的なトラブル(メールや契約書のミスなど)、移動やスケジュールの変更などが起こりやすい時期とされます。

一方で火星逆行中は、行動力や情熱が停滞し、エネルギーが内向きになりやすいのが特徴です。

これらが重なる期間には、以下のようなことに注意が必要です。

計画の再確認を怠らない:
コミュニケーション不足やスケジュールの混乱が起きやすいので、事前確認を徹底しましょう。特に「言った・聞いてない」のようなトラブルに注意です。

感情のコントロール:
水星逆行は誤解、火星逆行は衝動的な反応を促すことがあるため、感情的にならないように意識的に冷静さを保つ必要があります。

過去の問題が浮上しやすい:
問題が人間関係やプロジェクトのどちらであっても、「解決のチャンス」と捉え、落ち着いて慎重に対応しましょう。

・スケジュールは余裕を持って計画を立てることで、トラブルが起きた際にも柔軟に対応できます。

・「相手に正確に伝わっているか?」を意識して言葉を選ぶことが大切です。例えば、メールやメッセージは送信前に再度確認を。

6.その他の天体イベントとの関連性

この時期にはたくさんの天体の動きがあるので、そちらもチェックしておきましょう。

金星 水瓶座入り:12/7~
自由な発想や新しい人間関係に注目。感情に理性を取り入れることがテーマに。

海王星 逆行終了:12/8
理想や夢が現実的に見えてくるタイミング。曖昧だったことがクリアになる可能性。

土星食、海王星食:12/8、9
物事の本質や責任感が問われる出来事があるかもしれない。夢と現実のバランスを取る意識が重要。

7.火星逆行期を乗り切るアドバイス

火星逆行をネガティブに捉えすぎず、この時期を内面的な成長の時間として活用しましょう。

自分自身を振り返る:
瞑想や日記を活用して、自分の内側の声に耳を傾けましょう。また、ノートに『改善したいこと』や『達成したい目標』を書き出して明確にすると、次のステップが見えてきます。

環境を整える:
部屋の片付けをすることでエネルギーの流れがスムーズになります。不要なものを手放し、物理的な空間を整えることで、心にも余裕が生まれるでしょう。

忍耐を学ぶ:
状況がうまく進まないときは、「流れを信じて待つ」ことも大切です。
友人や同僚と意見の対立が起きた場合、『今は逆行の影響でお互いに敏感になっているだけ』と考え、感情的な反応を避けるようにしましょう。

火星逆行中に起こる、一見ネガティブに思える状況には、実は深い意味が隠されていることが多かったりします。

後になってみると「最善だった」と感じられることがとても多く、特に人間関係や未解決の課題については、解決の糸口を見つけるチャンスです。

「焦らず、一歩一歩進む」「振り返りと準備を重視する」「自己成長の時間を大切にする」といった心構えで過ごしましょう。

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